ご挨拶
明治41年生まれの父「伊三郎」が若狭は城崎より、丁稚として百万遍「かぎ屋政秋」(当時は祇園安井)
で修行し、昭和7年5月に出来たばかりの新大宮商店街に「のれん」を出しました。
当時は昭和初期の不景気や戦争で、苦労の連続だったとの事です。
そして戦後日本の復興と共に、市内周辺部の発展とと共に、やっと商売も軌道に乗り、今日に至ってい
ます。
今年で80年3代目4代目も修行より帰り、唯一季節感が残る京菓子の世界を守っています。
名菓として みそ風味の「鷹ヶ峰」
求肥生地にコシ餡をとニッキ風味が絶妙の「きびもち」があります。
お菓子を作る理念。単なる日々の「みかさ」「くず万寿」を作る場合でも、水を含め
原料を吟味し、手間を惜しまない。ありふれたことですが、正直に物を作り続けることに尽きると思って
います。